AIが旅のすべてを自動化!超快適な旅行術とは?

この記事の要約
旅行のたびに「スケジュールどうしよう」「持ち物何がいる?」「観光地のルートどう組む?」と頭を抱えること、ありませんか?実は、これら全部を“AIに丸投げ”できる時代がやってきました。この記事では、実際に筆者がChatGPTを活用して旅行の計画を立てた体験をもとに、AIがどうスケジュールや持ち物、観光ルートを提案してくれるのかを実録形式でご紹介。旅行準備に悩む人、もっとスマートに旅したい人におすすめのAI活用術です。
この記事の要約
「旅行準備がめんどくさい」をAIで解決したい
旅行って楽しい。だけど、準備がとにかくめんどくさい。
行き先を決めたはいいものの——
- 現地で何をすればいいのか調べるのが大変
- 持ち物を考えるのが面倒すぎる
- 効率よく観光できるルートがわからない
そんな悩みを毎回感じていた筆者が、ふと「これ、ChatGPTにやらせたらどうなるんだろう?」と思い立ったのが今回の実験のはじまり。
そして、実際にやってみたら…想像以上にすごかったんです。
今回の旅の前提条件
旅のシナリオはこんな感じ。
● 旅行者プロフィール 30代・会社員・都内在住 友人と2人で気ままな1泊2日旅行を計画
● 行き先 箱根(東京からアクセスよく、温泉・自然・観光地が豊富)
● 条件 ・予算は1人2万円以内 ・宿はじゃらんで先に予約済み ・観光メイン/温泉も入りたい ・あまり歩きたくない(←ここ重要)
これらの条件をChatGPTにまとめて入力し、旅のすべてを“丸投げ”してみました。
すると、驚くほど整った旅行プランが返ってきたのです…!
ChatGPTが作った「旅行プラン」がこちら
スケジュール:想像以上に具体的だった
ChatGPTに以下のように伝えました
「30代の友人2人で箱根に1泊2日で旅行に行きます。歩き疲れないようにしながら、観光と温泉を楽しめるスケジュールを組んでください。予算は1人2万円以内、東京発着です。」
返ってきたプランがこちら
【1日目】
08:00 東京出発(ロマンスカー)
10:30 箱根湯本着→駅前食べ歩き
11:30 箱根登山鉄道で強羅へ移動
12:30 強羅でランチ(予算1,500円)
13:30 彫刻の森美術館見学
15:00 宿へチェックイン、ひと休み
17:00 宿の温泉でゆったり
19:00 夕食(宿で or 近場で定食)
21:00 部屋でまったり or 卓球(←AIが気を利かせてくれた)
【2日目】
08:00 朝食→出発
09:30 芦ノ湖観光(遊覧船)
11:30 箱根神社へ参拝
13:00 箱根湯本へ戻り、土産探し
15:00 東京方面へ帰路
かなり現実的で、「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるクオリティ。
しかも「歩きすぎないように観光地を絞って配置する」「温泉タイムをたっぷり取る」など、条件に合った“旅のテンポ”になっていたのが秀逸でした。
観光ルート:地理的にも効率的で驚いた
さらにすごいのは、観光地の回り方までちゃんと考えてあること。
強羅→彫刻の森→宿→翌日芦ノ湖→箱根神社→箱根湯本——という流れは、地理的に無理がなく、移動時間を抑えつつ観光を網羅してくれています。
筆者はいつもGoogleマップ片手に「え、こっち回った方が早くない?」と悩みまくっていたので、これは本当にありがたかった。
AIなのに、“人の疲れ”を気遣ってくれている感覚があったのが驚きでした。
持ち物リスト:旅慣れしてない人にも優しい
ついでに、「旅行の持ち物リストも作って」と頼んだところ、こんなリストが届きました
- 着替え(気温に応じて+1枚)
- タオル(宿にあるが、温泉用に別持ちが◎)
- 歯ブラシ(宿の備えありを確認済み)
- モバイルバッテリー
- 現金(箱根はカード非対応の店もあり)
- 常備薬(酔い止め・鎮痛薬)
- 折りたたみ傘(梅雨時期だったため)
完全に“旅慣れてる人のアドバイス”で、まるで経験者が横で教えてくれてる感覚でした。
しかも「傘が必要かどうか」は、天気予報も踏まえて提案している(ように見える)のがAIのすごさ。
AI旅行のリアルな“メリットと注意点”
実際に旅に出て感じた「良かったこと」
AIに旅行プランを任せて実際に箱根に出かけた結果、「これはアリだな」と感じた点は以下の通りです。
- ● 圧倒的な時短 自分でゼロから調べてたら3〜4時間かかる工程が、10分の入力で完了。
- ● 情報が整理されてる 無理のないスケジューリング+観光地の相性やルートも考慮済み。
- ● 持ち物までフォロー 「忘れがち」なものまで一覧で出てくるのは本当に助かった。
なにより印象的だったのは、“安心して旅に出られる”という気持ちの余裕が生まれたこと。
「行ってから考えるか」じゃなく、出発前に「もう全部決まってる」状態になっていたことで、心から旅を楽しめました。
逆に「ちょっと微妙だった」ところ
もちろん、完璧というわけではありません。 以下のような点には注意が必要です。
- ● 交通機関の“時間までは正確じゃない”
ChatGPTはリアルタイムの時刻表や遅延情報には対応していません。 - ● 雨天時などの対応力は人間の判断が必要
AIは“予定通り”に進めようとするので、柔軟さは自分で補う必要あり。 - ● 情報の更新頻度に限界
店舗の閉店・休業・新スポット情報などは反映が遅れてることも。
「AIの提案をベースに、自分の感覚で調整する」 ——このバランスがベストだと感じました。
あくまで“旅の参謀”としてAIを使うことで、快適さが倍増します。
誰でもできる!AI旅行プランの作り方
STEP1:ChatGPTに聞いてみる(超シンプル)
まずは、ChatGPTにこう打ち込むだけでOKです
「2泊3日で京都旅行に行きます。30代の夫婦で、食べ歩きと寺社巡りがしたいです。無理なく回れる観光スケジュールを考えてください。」
→たったこれだけで、大まかな行程+おすすめスポット+休憩時間まで盛り込まれたプランが返ってきます。
さらに、「徒歩は少なめで」「雨でも楽しめるプランで」「子連れでもOKなルートに」など、条件を加えていくと精度がどんどん上がります。
STEP2:必要に応じて微調整を指示する
AIに一度で完璧を求める必要はありません。
たとえば
- 「このプラン、初日にもう少し観光を入れたい」
- 「移動を減らして、強羅周辺に集中させて」
- 「予算オーバーしてるので調整して」
こういった“会話型の調整”ができるのが、AI活用の魅力。
人間相手だと気を遣うような要求も、AIなら気軽に言えます。
STEP3:持ち物リスト・天気確認・注意点もお任せ
「この旅行に必要な持ち物を教えて」と聞くだけで、AIは旅程に応じた持ち物を提案してくれます。
さらに、「この地域の気温って今どれくらい?」「台風の可能性ある?」なども尋ねることで、よりリアルな対策まで打てるように。
※ただし天気や交通情報は必ず最新の公式サイトで確認を!
AIは“下調べの補助役”として活用するのが正解です。
AI旅行で、旅の楽しみ方が変わる
これまでの旅行は、「情報収集に時間がかかる」「調整が面倒」というイメージがつきものでした。
でもAIを活用することで、
- “旅行前のストレス”が激減する
- “当日の迷い”が減り、今に集中できる
- “次もまた旅に出たい”と思える
——そんな新しい旅の形が生まれたと感じます。
おまけ:旅先でもAIが大活躍!?
旅の途中でもChatGPTは便利です。
- 「この周辺で雨でも楽しめる場所は?」
- 「疲れたのでルートを変更したい」
- 「地元のおいしい定食屋、穴場は?」
これらも、スマホ1つでOK。
まるで“旅の相棒”がポケットにいる感覚でした。
AIは“予定を立てる道具”ではなく、“旅を一緒にする仲間”になってきているのかもしれません。
まとめ:次の旅行、AIに任せてみない?
今回の旅で、筆者が感じたこと。
「旅って、準備が整っているともっと自由になれる」
そしてその準備を、AIが手伝ってくれるだけで、「旅のハードル」はグンと下がります。
気まぐれに出かける旅もいいけれど、 AIと一緒に“想像以上に快適な旅”を組み立てる体験は、ほんの少しだけ未来を感じさせてくれます。
次に旅を計画するとき、ぜひChatGPTに話しかけてみてください。
「ここに行きたいんだけど、どう回ったら楽かな?」
その瞬間から、旅の物語はもう始まっているのかもしれません。