朝が苦手だった私が、AIとともに生まれ変わった

「朝って、ほんとうに戦場だよね」

かつての私は、そうぼやきながらバタバタと家を出ていました。

目覚ましを3回止めて、スマホを開いてSNSに流されて──

気がつけばもう出発の時間。パンをくわえながら家を飛び出す。 そんな毎日を、なんとかしたいと思い続けていました。

そんな私に転機が訪れたのは、あるYouTube動画を見たのがきっかけでした。 「ChatGPTで朝のルーティンを自動化してみた」という実験動画。

「AIが朝の支度を手伝ってくれるって、そんなことある？」 と半信半疑だった私でしたが──やってみたら、本当に生活が変わったんです。

AIに任せてみた“理想の朝”の始め方

実際に私がChatGPTや音声AIを活用して組み立てた「AIモーニングルーティン」は、こんな流れでした。

• 6:30 起床と同時にAIがその日の予定と天気を読み上げ
• 6:35 AIがニュース3本と気になる話題を要約
• 6:40 ChatGPTに「今の冷蔵庫の中身」で朝食レシピを相談
• 7:00 服装に悩んだら「予定＋気温」でコーデ提案
• 7:15 音声AIからの“やることリスト”で忘れ物なし

これだけで、今まで30〜40分かかっていた“朝のあたふた”が、ほぼ消滅。

「AIに命令するのって面倒じゃない？」と思う人もいるかもしれません。 でも実際は、前日の夜に1分入力するだけで、朝の準備がぐっと楽になるんです。

ポイントは「考える作業」を減らすこと

朝って、ただでさえぼんやりしているのに、考えることが多すぎるんですよね。

「今日って何時にどこだっけ？」 「雨降るの？何着てこう？」 「冷蔵庫、納豆しかないけど…朝ごはんどうしよう」

こうした“小さな決断の連続”が、意外と脳に負担をかけているんです。

そこをAIがスッと補ってくれるだけで、「余計な思考」がいらなくなって、自然と余裕が生まれる。

私はこの変化を、“脳のメモリ解放”って呼んでます（笑）

AIができること、こんなにあったの！？

私がこの1週間でAIに助けてもらった“朝の場面”を具体的に紹介してみます。

① 天気予報と持ち物チェックの自動化

「今日は傘いらないかな？」「寒くない？」 そういった不安をAIにまとめて解消してもらいます。

ChatGPTに「明日朝8時の東京の天気と気温、必要そうな服装を教えて」と聞くだけで、

明日の朝は12度。風が強いのでウィンドブレーカー推奨。曇りのち雨。折りたたみ傘を忘れずに。

といった答えがすぐに返ってくる。 このレスポンスの速さ、天気アプリより快適です。

② 朝食メニューの即決

「冷蔵庫の中に卵・納豆・豆腐しかないけど、どうしよう」 そんな時は、ChatGPTに食材を入力して聞くだけ。

和風卵雑炊はいかがでしょう？卵・ご飯・だしの素で3分。トッピングに納豆も合います。

…これ、めちゃくちゃ助かります。

おしゃれでなくてもいいんです。“考えなくていい”って、こんなにもありがたいんだと実感します。

“通勤前”までAIが支えてくれるという安心感

AIに支えられる朝が少しずつ日常になってくると、気づけば「いつもより時間がある」という感覚に変わってきました。

たとえば──

• 服を選ぶ時間：AIの提案で2分に短縮
• 朝食のメニューを考える時間：ほぼゼロ
• その日やることを思い出す時間：AIがまとめて音声で通知

こうした“細切れの時間短縮”が積み重なって、

「あれ、もう出発時間なのにまだ余裕ある…？」という状態に。

このゆとりの時間で、私は最近ストレッチをしたり、5分間だけノートにその日の目標を書いたりしています。

一言で言えば──「時間に追われる朝」から「時間を味方にできる朝」へ。

それを可能にしてくれたのが、AIだったんです。

AIルーティンで“生活そのもの”が変わってきた

私が感じた一番の変化は、たった一つ。

朝が好きになった。

以前の私は、朝に対して「眠い」「めんどくさい」「しんどい」としか思っていませんでした。

でも今は、朝を迎えるのがちょっと楽しみになっているんです。

今日のニュースはどんな話題だろう？ ChatGPTはどんな朝食を提案してくれるんだろう？

そんなちょっとしたワクワクがあるだけで、目覚ましの音にも前ほどイライラしなくなりました。

「主導権が戻ってきた」という感覚

AIに任せることで、“全部AI任せ”になるかと思いきや、実は逆でした。

「選ぶ・考える・動く」の全体像を見渡せるようになって、自分で“朝を設計”している感覚が戻ってきたんです。

今までは「朝に振り回される日々」。 今では「朝を味方につけて一日を迎える」。

生活の質が変わるって、こういうことなのかもしれません。

AIモーニングルーティンを続ける3つのコツ

ここで、実際にAIルーティンを続けてわかった“失敗しにくいコツ”をシェアします。

• ① 前日の夜に「明日やること」をAIに渡しておく
  朝はバタバタするので、指示は夜のうちにまとめておくとスムーズです。
• ② いきなり全部AI化しない
  「まずは朝食だけ」「天気と服装だけ」など、一つずつ取り入れていくのがポイント。
• ③ 毎朝のルーティンを記録する
  AIと一緒に作った“自分だけの朝ルール”を、日記やノートに残しておくと継続しやすいです。

特に③はおすすめで、思考の整理にもなるし、あとで見返すと「自分の変化」が実感できて楽しいですよ。

「やってみたい！」と思ったあなたへ

この記事を読んで「ちょっとAI使ってみようかな」と思ったあなた。

最初にやってみてほしいことは、たった一つ。

ChatGPTに、こう聞いてみてください。

「明日の朝、30分で身支度するために効率の良いルーティンを作って」

そこから、あなたの“朝の変革”が始まるかもしれません。

難しく考えなくて大丈夫。 ChatGPTは、あなたが気軽に声をかけるのを待っているだけです。

いつもと同じ朝。でも、少しの工夫で「全然違う1日」になる。

あなたもぜひ、“AIと迎える朝”の気持ちよさ、体感してみてください。