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副業でもOK!ChatGPTで始める営業代行のリアル体験

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この記事の要約

副業として注目を集める「営業代行」。この記事では、AIであるChatGPTを使って営業文章を自動生成し、実際に営業代行を体験した様子をレポートします。AIが生み出す提案文のクオリティや活用のコツ、そして副業として成立するのかどうかなどを紹介します。

ChatGPTで営業文作成って本当に使える?

営業の仕事って、正直ハードル高くないですか?

電話営業に飛び込み営業、SNS営業まで…副業でやってみようと思ったけど、最初の一歩が踏み出せないという人は多いはず。

でも、もし「営業の文章」だけをAIに作ってもらえたら?営業のやりとりを代行してくれるAIがいたら?

そんな妄想のような発想を、実際にChatGPTを使って副業にしてみたのが今回のチャレンジです。

そもそも営業代行ってどんな副業?

「営業代行」とは、企業の商品やサービスを代わりに売り込む仕事。クライアントから依頼を受け、見込み客への連絡、資料送付、商談のセッティングなどを代行するのが基本です。

副業市場では、SNSやメールを使った営業代行案件が多く、在宅でできるのが大きな魅力。

報酬は成果報酬型や固定報酬型、時給制など様々ですが、うまくやれば月に数万円の副収入も目指せるんです。

ChatGPTで営業文を作ってみたら…

さっそくChatGPTに営業メールを作ってもらいました。キーワードは「動画編集サービスの営業」。

プロンプトはこんな感じです。

  • あなたは営業代行を担当するプロです。
  • 個人事業主向けに、YouTube用の動画編集サービスを紹介してください。
  • 失礼のない丁寧語で、短く印象に残る文面に。
  • 返信率を高めるCTAも一文入れて。

出てきた文章は…めちゃくちゃ自然!しかも短時間で複数パターンが作れる。正直、自分で考えるより早いしクオリティ高いかも。

たとえばこんな文面

「初めまして。動画編集サービスを提供している〇〇と申します。現在、YouTube運用中の方に向けて、編集業務の負担を減らすお手伝いをしております。無料トライアルも可能ですので、ご興味あればお気軽にご返信ください!」

まさに王道で、営業初心者でも安心して使える内容でした。

配信先はどうやって探す?

文面ができたら次は配信先探し。今回は以下のような方法を試しました。

  • Xで「動画編集 募集」などのキーワード検索
  • ココナラやスキルマーケットで「集客に悩む人」を探す
  • クラウドワークスの営業代行案件に応募

驚いたのが、X上には「編集してくれる人いませんか?」という投稿が想像以上に多いこと。タイミングさえ合えば、すぐに提案できる環境が整っています。

ChatGPTで作った文面をコピーして、軽くカスタマイズして送信。まさにAI営業の完成形です。

反応はあったのか?実際に仕事につながった?

初週で送ったのは20通ほど。そのうち、3件から返信があり、1件は実際に打ち合わせまで進みました。

報酬としては時給換算で1,500円程度でしたが、「AI×営業」で収入が発生するというのは大きな感動。

人との接点が少ない副業の中で、こうやって会話ベースで進む案件はやりがいも感じられました。

後半では、この営業代行副業で感じたメリット・デメリット、そしてChatGPTを使う際の注意点を詳しくお届けします。

AI営業のリアルなメリットと注意点

営業代行にChatGPTを使ってみて、思った以上に可能性を感じました。特に副業初心者にとって、文章作成という最初のハードルが下がるのは大きな強みです。

メリット① 時間と労力の節約

通常、営業メールを1通作るのに10〜15分はかかります。でもChatGPTに頼めば、1分で5パターンくらいは出てくる。これだけで、作業効率は爆上がり。

文面も丁寧かつ柔らかく、「押し売り感」がないのがポイント。SNSなどでも嫌がられにくいのは助かります。

メリット② 経験がなくても始めやすい

営業未経験だと、「何を言えばいいか分からない」という不安がつきまといますよね。でもChatGPTが骨組みを作ってくれるおかげで、初心者でも“それっぽい文章”をすぐに作成可能

自分のスタイルやトーンを少しずつ加えていけば、営業のスキルも自然と身についてくる。これって、かなり画期的なことだと思いませんか?

注意点① コピペ営業はNG

AIが生成する文章は確かに優秀。でも、テンプレのままコピペ送信してしまうと「AIっぽさ」が透けて見えます

結局は「人間らしいひとこと」があるかどうか。相手の投稿内容を軽く触れる、名前を入れるなどのアレンジはマストです。

注意点② AIの暴走には要注意

時折、ChatGPTが勝手に「過剰な営業トーク」や「根拠のない保証」を混ぜ込んでくることがあります。

「無料で必ず売上が上がります!」みたいな文言が入っていたら、即修正。信頼を失ってしまう恐れがあるので、最終チェックは必ず人間の目で。

注意点③ 情報の鮮度に限界あり

ChatGPTは過去の情報を元にしているため、最新トレンドや特定業界の慣習に弱い場合もあります。

たとえばSNSマーケティングの最新ワード、業界特有の敬語など。そこは自分で補完して、リアルな言葉に調整する必要があります

AIは“最強の下書きパートナー”

この副業体験を通して思ったのは、ChatGPTは決して「全自動の営業マン」ではないということ。

でも、誰よりも速くて優秀な“下書き作成者”であることは間違いありません

人間の感性や共感性をプラスしていくことで、営業代行という副業は、AIの力を借りながらも十分に成立します。

「文章作りが苦手」「人と話すのが不安」と感じている人こそ、ぜひChatGPTで営業文作成にチャレンジしてみてください。

もしかしたら、あなたの副業人生が変わるきっかけになるかもしれませんよ。

【付録】使えるAIプロンプト集

実際に営業文をChatGPTに依頼する際に使ったプロンプトや、応用が利く汎用プロンプトをまとめました。文面づくりに困ったときは、ぜひ以下のプロンプトを試してみてください。

① 初対面のクライアント向け営業メール(丁寧な印象)

プロンプト
「はじめましての相手に送る、丁寧な印象を与える営業メールを作成してください。サービス内容は“副業相談のオンラインサポート”。相手のビジネスや生活の悩みに寄り添いたい旨を入れてください。」
→ 誰にでも応用可能な「やさしい営業文」に。

② SNSでDM営業をする場合の短文テンプレ

プロンプト
「InstagramやXのDMで使える、短くて失礼のない営業文章を5パターン作ってください。サービス内容は“副業向けのデザインテンプレ販売”です。」
→ スパムっぽくならない言い回しがポイント。

③ 提案後の“お礼フォロー文”テンプレ

プロンプト
「先日営業提案をした方への、お礼と再アプローチを兼ねたフォローアップメールを考えてください。押しつけがましくない自然な文章でお願いします。」
→ 「しつこくなく誠実」な営業フォローに。

④ 断られた相手への“印象を残す返答”

プロンプト
「営業を断られたお相手に送る、お礼と印象を残す返信文を考えてください。今後の接点につなげられるように前向きな雰囲気を保ちつつ。」
→ 丁寧な撤退で、またチャンスを掴む布石に。

⑤ 業種別カスタマイズ例:美容室向け

プロンプト
「美容室のオーナーに向けて、“LINEを活用した予約自動化サービス”を紹介する営業文を考えてください。業界の課題感に触れつつ、サービスのメリットを伝えてください。」
→ ターゲット特化型の営業文が必要なときに。

⑥ 読者の性格に合わせて文調を変える

プロンプト
「副業に興味はあるけど慎重派な人向けに、“一歩踏み出す背中を押す営業メール”を作成してください。安心感のあるトーンでお願いします。」
→ 見込み客の“心の壁”を乗り越えるために。

⑦ 自分で使いやすくカスタムする応用例

プロンプト
「この営業メールを“砕けた口調”でカジュアルに言い直してください。」
または
「この文章に“強めのセールストーク”を3割追加してください。」
→ 作ってもらった文章に味付けするイメージ。

これらのプロンプトをコピペし、自分のサービス内容やターゲットに合わせて少し変えるだけで、営業文のバリエーションが無限に広がります。ChatGPTは、あなたの“営業アシスタント”として最適な相棒になるはずです。

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