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断食×AIログで心身の変化を詳細レポ

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この記事の要約

今回は「24時間断食」という挑戦をAIと一緒に実施し、体調や思考の変化を生活ログ形式で記録しながらAIにまとめてもらったレポートを紹介します。AIの提案による断食計画、実際の時間経過ごとの体の反応、メンタル面の気づきまで詳細に振り返り、セルフケアや生活改善のヒントを探った実体験を共有します。

なぜAIと一日断食をやろうと思ったのか

正直、忙しい日々の中で「断食なんて無理」「体力がもたない」と思っていましたが、一方で「胃腸を休めたい」「頭をクリアにしたい」という願望もずっとあって、ただ自己流でやると途中で挫折したり、栄養バランスを崩したりしそうだなと不安でした。そこで思いついたのが「AIを活用して計画を立ててもらい、その通りにログをつけて変化を可視化する」というやり方で、これなら単なる我慢大会ではなく、自分の体や心の動きを客観的に捉えられるのではと思い、チャレンジを決意しました。

AIに相談して作った「24時間断食プラン」

ChatGPTに「24時間断食を初めてやるので、安全に実践するプランを提案してほしい」「開始から終了までの時間帯ごとの過ごし方、注意点、心身の変化を記録するポイントを教えて」と入力したところ、AIは非常に細かく「準備期(前日夜〜断食開始)」「断食中(6時間ごとにログをつける目安)」「回復食の注意点」までステップを提案してくれました。特に「水分補給は1時間に1回意識する」「軽いストレッチや深呼吸で血糖値低下の不快感を緩和」「メンタルログも一緒に取る」というポイントが秀逸で、「自分一人では絶対にここまで設計できない」と感心しました。

実際にAIがまとめてくれた計画を印刷して、断食中に手元に置いておき、生活ログもその通りに時間ごとにメモしていく形で進めました。

断食前日の準備ログ

AIの提案で前日の夕食は「消化の良い和食メニューを少量」に設定し、20時までに食事を終えるようにして21時以降は水だけを飲むようにしました。この時点で「これだけでもちょっとストイックだな」と思いつつも、AIが「前日の食事量を抑えることで断食開始後の空腹感を緩和できる」と説明してくれたので納得感があり、実際寝る前の時点では「明日いけるかも」という気持ちになりました。「AIの助言で心理的ハードルを下げる」のも今回の面白いポイントでした。

断食開始から6時間の記録

翌朝7時に正式に断食をスタート。6時間後の13時時点でのログでは、「朝は意外と余裕」「コーヒーを我慢するのがつらい」「お腹はすくけど水を飲むと落ち着く」という感想を記録し、AIに「今どんな状態?」と聞くと「血糖値が下がり始め、空腹ホルモンのグレリンが増える時間帯。水分摂取と軽い深呼吸で交感神経を落ち着けると良い」とアドバイスが返ってきて、「感覚を科学的に説明してくれる安心感」がありました。

実際、深呼吸を意識すると「お腹が減ってる」より「ちょっとだるい」に近い感覚になり、AIが「この段階では軽いストレッチを勧めます」と提案してくれたので、その通りに肩回しや首のストレッチを軽く取り入れたのも良かったです。

12時間経過時点の体感とAIからの助言

① 夕方〜夜にかけてのログ

断食スタートから12時間経った19時頃の記録では、正直「お腹がすいた」を通り越して「ちょっと気だるさが強い」「軽い頭痛が出てきた」という状態でした。ここでAIに「この状態は正常?」と聞くと、「血糖値の安定性が落ち、ケトン体利用が始まるタイミング。軽い頭痛は脱水気味の場合もあるので水分と電解質を意識」と返答があり、「水分補給を増やす」「軽く塩分を取る」といったアドバイスを即座にもらえたのは非常に心強かったです。

実際にミネラルウォーターを多めに摂り、軽いストレッチを続けると体のだるさも少し和らぎ、AIに「瞑想的に呼吸を整えるのもおすすめ」と言われてそのまま試すと、頭が軽くクリアになる瞬間もあって「断食=ただの我慢ではなく、感覚を整える時間」に変わっていきました。

② メンタル面の変化

この時間帯で大きかったのは「食べたい」という欲求より「なんで食べたくなるのか」を考える自分がいたことで、AIに「このメンタルログをどう分析する?」と聞くと、「習慣化した食事時間に脳が報酬系を期待しているだけ。意識化することで習慣を変えやすい」と解説してくれて、「単なる断食ログが自己分析のきっかけになる」というのはAIと一緒だからこそ気づけた発見でした。

24時間終了時点の体調と気づき

① 朝の最終ログ

24時間後の翌朝7時、最終ログでは「空腹感はあっても不快な感じは減少」「頭は意外とスッキリ」「少し寒気を感じる」という記録を残しました。AIに総括をお願いすると、「断食でインスリン感受性が上がり、血糖調節が整いやすくなる。寒気はエネルギー制限に伴う代謝低下のサインだが、水分を補給し回復食を慎重に摂ることで安全に終えられる」と出力され、「回復期の重要性」を改めて認識しました。

AIが提案した「おかゆなど消化の良い炭水化物を少量からスタート」「急激な脂質は控える」という指示を守り、回復食を取った後の体の落ち着き方は驚くほど穏やかで、「自己流ならいきなりガッツリ食べて負担をかけていたかもしれない」と感じました。

② AIログまとめと分析

最後にAIに全ログを要約してもらうと、「前半6時間は余裕、12時間時点で血糖低下の兆候、24時間でケトン体利用が進む兆候。精神面では食事の習慣依存への気づきが大きい」と整理され、「今後断食を継続するなら次は18時間断食を週1回程度から」というステップ提案までくれました。「単なる記録を分析し、次に活かせるプランに変換してくれる」のはAIの本領だと感じました。

まとめ:AIは断食の「監視役」ではなく「伴走者」

① 我慢だけでなく気づきを得る

今回AIと一緒に24時間断食を実践してみて感じたのは「我慢大会」になりがちな断食を、科学的に説明し、メンタルログを分析し、次に繋げるヒントをくれる存在がいることで、圧倒的に自己理解の精度が上がったことです。「食べたい理由」「イライラの原因」「回復食の大切さ」をAIに都度聞きながら進めることで、一人ではたどり着けない深いセルフケア体験になりました。

② 日常にAIを取り入れるヒント

断食という極端な例だけでなく、AIに生活習慣の計画や記録を依頼するのは、健康管理を「面倒な義務」から「自分を知る楽しみ」に変えるきっかけになります。ぜひ、みなさんもAIをただのツールではなく、「自分をサポートする伴走者」として活用して、生活の中に小さな実験と気づきを増やしてみてください。

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