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阪神・デュプランティエ初勝利!お立ち台で「ゴイゴイスー!」披露

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この記事の要約

2025年5月3日、阪神の新助っ人ジョン・デュプランティエ投手が、ついに来日初勝利を挙げました。6回無失点のナイスピッチングに加え、試合後にはお立ち台でまさかの「ゴイゴイスー!」ギャグを披露し、球場を爆笑の渦に。X(旧Twitter)でも「#ゴイゴイスー」がトレンド入り。彼のキャラと実力、どちらも一気にファンの心をつかんだ試合を振り返ります。

デュプランティエ、来日初勝利!

ようやく、ついに!という表現がぴったりだった。阪神タイガースの新外国人投手ジョン・デュプランティエが、待望の初勝利を掴んだ。相手はヤクルトスワローズ。5月3日の甲子園、土曜日ということもあってスタンドはほぼ満員。そんな中で6回無失点、被安打4、奪三振3のナイスピッチ。立ち上がりから丁寧にコースを突きつつ、ゴロでアウトを重ねる実に安定感のある投球だった。

正直これまでの3試合では、ピリッとしない内容が続いていたこともあり、「ほんまに勝てるんかいな……」という空気もどこかに漂っていた。でもこの日は違った。明らかに制球も落ち着いていて、マウンド上の立ち振る舞いにも余裕が感じられた。

しかも、なんと打っても結果を残す。2回には来日初ヒットとなるセンター前へのクリーンヒット。ピッチャーが打つと、やっぱり球場の盛り上がりがひと味違う。あの一打で流れが阪神に傾いたようにも感じた。

ヒーローインタビューでまさかの「ゴイゴイスー!」

そして何より、試合後のお立ち台がすごかった。普段は英語で受け答えすることが多い彼だが、この日は開口一番「オウエン、アリガトウゴザイマス!」と日本語で叫び、そこからの「ゴイゴイスー!!」が飛び出した。

聞いた瞬間、正直、耳を疑った。え、いまゴイゴイスーって言ったよな?と。周囲の阪神ファンたちも一瞬ざわついたあと、一気に笑いと拍手に包まれた。あのギャグ、ダイアン津田さんのネタでしょ?まさかプロ野球のヒーローインタビューで聞くとは思わなかった。

本人いわく「チームメートから教えてもらった」とのことだが、使うタイミングも完璧すぎる。試合に勝って、しっかり結果も出して、おまけにユーモアまで備えてる。そりゃ、ファンの心をつかまないわけがない。

実際、津田さん本人もXで即反応。「スーを差し上げます!!」とノリノリで投稿していて、関西芸人と関西球団の絆(?)がここに完成した感があった。

デュプランティエという男の魅力

ここ数年、阪神に限らずプロ野球界全体で、外国人助っ人が“キャラ立ち”することが当たり前になってきた。でも、ここまで初勝利でここまで爪痕を残す選手も珍しい。

ピッチングスタイルはゴロピッチャー寄りで、ゴロアウトの山を築くタイプ。速球も悪くないが、制球で打たせて取る賢いタイプ。お立ち台では「佐藤輝明、前川、近本の打撃を見て勉強した。明日は投げずにバッティング練習しようかな」なんて冗談も飛び出すあたり、なかなかユーモアもある。

勝利球とヒット球は記念に持ち帰るらしく、MLB時代の球と並べてケースに飾るとのこと。「日本語で日付も書きたい」との言葉に、なんだかちょっとジーンときた。阪神というチーム、そして日本の野球を心から楽しんでくれてるのが伝わってくる。

ファンの声まとめ!SNSも大盛り上がり

X(旧Twitter)でも「#ゴイゴイスー」「#デュプランティエ」がトレンド入り。実際に投稿されたファンの声を、いくつかピックアップして紹介しよう。

・「あの外人、ゴイゴイスー言うてて草」

・「勝ったことよりもゴイゴイスーが脳内リピートされてる」

・「今日のヒーローインタビュー永久保存版やわ」

・「津田もスー差し上げるとか言うてるし、全関西がひとつになった感ある」

・「これからもどんどんボケてほしい、もう好きになった」

…いやほんとに、その気持ちわかる。プロ野球の魅力って、勝ち負けだけじゃなくて、こういう「人間味」だと思う。彼のように、ちょっと照れながらもおどけてみせるその姿は、まさに“愛される助っ人”の鑑。

今季はまだ始まったばかり。この初勝利をきっかけに、デュプランティエの“ゴイゴイスー伝説”がどんなふうに続いていくのか、今から楽しみで仕方がない。

そして、また彼の口から新たな日本語ギャグが飛び出すのかどうか…そんなところにも期待したくなる、そんな夜でした!

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