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REJECTが格ゲー黄金チーム結成、SFL2025出場へ

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この記事の要約

2025年5月15日、プロeスポーツチーム「REJECT」が格闘ゲーム部門の新体制を発表。日本格闘ゲーム界のレジェンド・ウメハラ選手とふ~ど選手が電撃加入し、昨年から所属するときど選手、韓国の実力派LeShar選手を加えた4名で『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025』に参戦予定。代表の甲山氏は「格ゲーの熱狂を次世代へつなぐ覚悟」を表明。SNSでは“最強カルテット”誕生に歓喜の声が溢れ、REJECTの挑戦が格ゲー業界に大きなインパクトを与えている。

これは事件!ウメハラ&ふ~どがREJECT入り!

2025年5月15日、格闘ゲーム界が震えた。

日本を代表するプロeスポーツチーム「REJECT」が、なんとあのウメハラ選手とふ~ど選手の2名を迎え入れるという大ニュースを発表!

これだけでも衝撃なのに、SFL(ストリートファイターリーグ)2025には昨年から在籍していたときど選手、そして韓国の実力派・LeShar選手を加えた4名での参戦が決定。格ゲーファンとしては、「これもう最強すぎるやん……」と呟かずにはいられなかった。

レジェンドが勢ぞろい。SFL史上最も“濃い”ロスター誕生

簡単に彼らのプロフィールを振り返ってみよう。

■ウメハラ(@daigothebeastJP)

“The Beast”の異名で世界に知られる、日本格闘ゲーム界の生ける伝説。言わずと知れた“初代プロゲーマー”であり、EVOをはじめとする世界大会で幾度も頂点に立ってきた。

今回のコメントでは「昨日の自分より少しでも強くなること」「格ゲーを90年代の熱狂に戻すこと」が目標と語っており、すでにこの時点で胸が熱い。

■ふ~ど(@TheFuudo)

ウメハラの“王の右腕”として知られ、読み合いと安定感では右に出る者はいない鉄壁のプロゲーマー。これまで8年間所属していた「Team Beast」からの電撃移籍ということで、ファンにとっては驚きとともに“決意”を感じさせる一報だった。

本人も「今年は傭兵ではなくREJECTから出場」と明言。チーム愛を前面に押し出したコメントに、彼の覚悟がにじむ。

既存メンバーも猛者ぞろい!ときど&LeSharが継続参戦

もちろん、REJECTの強さはこの2人だけでは語れない。継続参戦となるときど選手とLeShar選手の存在も極めて重要だ。

■ときど(@tokidoki77)

「前年度の雪辱を晴らす」と語るときど選手。彼はこれまで数々の名勝負を生み出してきたトッププレイヤーであり、SFLにおいても安定感と爆発力の両面を備えた存在だ。

ウメハラ、ふ~どという旧知の間柄と再びチームを組むことになる今回は、まさに“最強の科学反応”が見られると期待されている。

■LeShar(@leshar15)

昨年のSFLでも注目を集めた韓国プレイヤー。本人は「昨年は運が良かった」と謙遜するが、圧倒的な対空精度と立ち回りのうまさは折り紙つき。REJECTの“国際的な柱”として、2025年も存在感を示してくれそうだ。

REJECT代表・甲山氏のコメントも熱い!

REJECTの代表を務める甲山翔也氏も、今回の加入について熱いメッセージを発表している。

「我々がこの布陣で挑むことは、ただ勝利を目指すだけではなく、格ゲーの面白さ、深み、熱狂を次世代に繋ぐ使命でもある」

この一文がすべてを物語っている。

ただの強者集団ではなく、“文化を継ぐ者たち”としてのREJECT。SFLというリーグが、ただの大会ではなく、歴史の一場面になることをあらためて感じさせる声明だ。

REJECTが築く“最強カルテット”のチームバランス

格ゲーファンなら誰もが心を躍らせた今回のニュース。注目すべきは、REJECTがただの“スター寄せ集め”にとどまらない、「バランスの取れたカルテット」を構築している点だ。

ウメハラの読みと精神力、ふ~どの安定感、ときどの理詰めと閃き、LeSharの大胆なプレイと国際感覚。この4人が1チームとして戦うことの意味は、“単なる実力者の共演”ではなく、“現代格ゲーのあらゆるスタイルが詰まった編成”であることにある。

「役割の違い」があるからこそ面白い

たとえば、リーダーシップでチームを引っ張るのはときどが適任。逆に、「誰よりも対戦に飢えている」姿勢を持つのがウメハラ。そして、チームの屋台骨として勝利を支えるふ~ど、独特のムーブでチームに刺激を与えるLeShar。

このように、彼らは単に強いだけでなく、それぞれが“違う役割”を担っているのが興味深い。今後のSFLでの試合では、その“個性の化学反応”がチームREJECT最大の武器になるはずだ。

しかも、全員が“配信映え”するという奇跡

加えて忘れてはならないのが、4名ともが高いメディア対応力を持っているという点。ウメハラ・ふ~ど・ときどは言わずと知れた配信・メディアでも大活躍する顔ぶれであり、LeSharも近年SNSや配信活動に積極的。

これはSFLのような“観戦型リーグ”において、非常に大きな武器となる。ファンとの交流、盛り上げ、話題性……REJECTはすでに「見るコンテンツ」としても強いのだ。

ファンの反応は?SNSが“祭り状態”に

発表がされた5月15日、Xは完全に「#REJECT」「#ウメハラ」「#ふ~ど」のトレンド状態。

ウメハラ加入で「全盛期再来」の声

「ウメハラ・ふ~ど・ときどがチームってEVO2012かよ」 「90年代格ゲーの夢が2025年に実現した」 「REJECT、もう“ラスボス”やん……」

といったツイートが続々と投稿され、ファンのテンションは一気に上昇。X以外でもYouTubeコメント欄、Twitchチャット、Discordサーバーなど各所で“REJECT祭り”が巻き起こっていた。

こく兄プロデュースにも注目集まる

さらに、以前発表されたこく兄(こくじん)氏の格闘ゲーム部門プロデューサー就任との“相乗効果”も注目されている。かつて「闘劇実況」などで一世を風靡したこく兄が、裏側からこの黄金メンバーを支える構図は、まさに“オールスターの再集結”。

REJECTがここまで明確に「格ゲーに本気」を見せたのは初であり、ファンも「見てるだけでワクワクが止まらない」とSNS上で語っている。

これからのREJECT──目指すのは「勝利」だけじゃない

REJECT代表・甲山氏のコメントにもあったように、今回の布陣は「勝利を目指すため」だけのものではない。

彼は次のように語っている。

「格ゲーの面白さ、深み、熱狂を次世代に繋ぐ使命」

この言葉には、REJECTが単なるeスポーツチームではなく、「文化の伝道師」になるという意志がにじんでいる。勝つだけでなく、伝える。歴史を背負う選手たちだからこそ、そうした責任感とロマンを同時に背負っているのだ。

“若手の目標”となる存在へ

格ゲー界では、若手の登場と世代交代が常に議論されてきたが、ウメハラ・ふ~ど・ときどのようなレジェンドが一線に立ち続けることは、それだけで若い選手への“道標”となる。

REJECTは今、選手層だけでなく「未来のために格ゲーをどう残していくか」という壮大なテーマにもチャレンジしようとしている。その第一歩が、今回の加入発表だったのだ。

SFL2025開幕目前──REJECTの勝ち筋を読む

全員エース、でも“役割分担”が鍵

SFL2025でのREJECT、正直な話「全員がエース格」ゆえに、逆に“誰がどのポジションで勝ち星を取っていくのか”が難しいチームでもある。

基本的にSFLは3on3形式。勝ち抜きではなく固定の先鋒・中堅・大将制のため、戦略的なプレイヤー配置が求められる。例えば、ウメハラの対複数キャラ対策能力、ふ~どの安定感、ときどの分析力、LeSharの勢い。これらをどう活かすかが“REJECT式の戦術”となる。

先鋒:LeShar(奇襲型) 中堅:ふ~ど(安定型) 大将:ウメハラ or ときど(読み合い型)

という予想もあるが、実際には相手チームごとにローテーションを変える柔軟な編成も可能。4人中3人しか出場できないフォーマットだからこそ、REJECTは「選べるカード」が多く、どの組み合わせでも戦える強みがある。

注目のカード:古豪vs新鋭の構図

もし実現すれば、REJECT vs Good 8 Squadや、Saishunkan Sol 熊本との試合は「古豪vs新鋭」「ベテラン知将vsヤングエース」という世代間バトルの側面も持つ。

REJECTの布陣は、ある意味“日本格ゲーの歴史”そのもの。これに対して、20代中盤以下の新世代選手たちがどう食ってかかるのか。SFL2025の醍醐味は、そんなドラマがそこかしこで巻き起こる点にある。

他チームの反応と“格ゲーリーグ再編”の予感

REJECTの参入が、シーン全体を“揺さぶる”

REJECTという大型チームが、これだけのレジェンドを揃えて本格参戦するとなれば、当然他の強豪チームも黙ってはいない。すでに裏で「うちも補強を検討中」と話す運営関係者もおり、SFLを舞台に“eスポーツ格ゲー版ストーブリーグ”が加速している。

また、REJECTが今回掲げた「次世代へ熱狂をつなぐ」という姿勢は、エンタメ性や配信戦略にも大きな影響を与えていくだろう。今後、格ゲーチームは単なる競技団体ではなく、「どれだけ物語を語れるか」が問われていくことになる。

REJECTが見せる“チームで魅せる格ゲー”の未来像

ここ数年、格ゲーは「個人配信文化」が主流だった。だがREJECTはそれを「チーム文化」「団体戦文化」へと再シフトしようとしている。選手の関係性、作戦会議の様子、練習風景、勝利後の控室──そうした“舞台裏の感動”も、REJECTならしっかりと見せてくれるだろう。

それはかつて闘劇で味わった“チームの絆”や、プロレスのような“興行としての格ゲー”を思い出させてくれる。そして、それが今の若い世代にも刺さるものになるとすれば──格闘ゲームの未来はまだまだ熱い。

まとめ:これは「REJECT無双」ではなく、「格ゲー全体の覚醒」だ

REJECT=優勝候補、だがそれだけじゃない

REJECTが優勝候補であることに疑いの余地はない。だが本当に凄いのは、“勝てる”ことより“魅せられる”ことだ。

ウメハラ、ふ~ど、ときど、LeShar。この4人が同じユニフォームで笑い合い、真剣な顔で戦い、時には涙を見せるかもしれない──そのすべてが、2025年の格ゲーシーンにとって財産になる。

REJECTが起こすのは、「熱狂の再定義」

REJECTの今回の挑戦は、“勝つ”ためだけのものではない。 “面白いってなんだ?” “格ゲーってどう進化する?” そんな問いに、実際のプレイと物語を通して答えようとしているのだ。

格闘ゲームは今、過去最大級の転換期にいる。eスポーツとしての成長と、古き良き文化としての継承。その両方を担えるチーム──それが今のREJECTなのだ。

2025年のSFL、見逃す理由はどこにもない。

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