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初めての副業!AIで提案書作成の実録を公開!

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この記事の要約

「副業で企画書や提案書を作成してほしい」という仕事は意外と多いもの。今回は、そんな案件にAIを活用してみた体験談を共有します。ChatGPTにほぼ丸投げで提案書を作ってみた結果、クライアントへの受注率はどうだったのか、納品後の評価はどうだったのか。副業初心者がAIに助けてもらうことのメリットと、実際に使ってみて分かった反省点を振り返ります。これから副業を始めたい人にこそ読んでほしいリアルなレポートです。

「副業で提案書を作る」という仕事の現実

クラウドソーシングやフリーランスの世界では、「事業計画書」「提案書」「企画書」の作成依頼はそれなりに多いジャンルです。特に企業が小規模で人手が足りない場合、外注してでも形にしたいニーズがあります。ただし、単価はピンキリで、相場観を持たないと「安売り」になる危険も。副業初心者ほど「このくらいならAIに頼めば楽勝でしょ」と思いがちですが、そこに落とし穴があります。

実際に私が受けたのは、「新規事業のアイデアを提案書にまとめてほしい」という案件。報酬は1万円台後半で、ページ数は5枚程度、クライアントの要望は「シンプルでもいいから説得力がほしい」というもの。これをChatGPTに大枠を作ってもらい、自分で仕上げるスタイルを試しました。

AIに提案書を作らせるメリット

まず率直に言うと、ChatGPTを使った提案書作成は爆速です。ゼロから構成を考える手間がなく、「こういう目的で提案書を作りたい」と指示を出すと、一瞬で目次案や章立てが返ってきます。これだけでも副業初心者にとっては大きな助け。「何から書けばいいか分からない」を一瞬で解決してくれます。

また、ある程度の文章量を埋めるのもラク。骨子さえ決めれば、本文の下書きまで生成可能です。副業をやり始めたころにありがちな「とにかく納期までにページを埋める」というプレッシャーを減らせます。クライアントとのやりとりで求められた項目も、AIに入れるだけで整った形に出力され、見栄えを整えるだけで済みました。

実際の納品で起きたこととクライアント評価

ではAI生成で作った提案書を納品した結果はどうだったか。結論から言うと、受注は成功し、報酬も予定通り支払われました。しかし「完璧に満足!」というわけではなく、クライアントからは「ここは自社向けにもっとカスタマイズしてほしい」「この部分は表現を変えたい」というフィードバックが多数来ました。

要は、AIが作るのは汎用的な「型」。確かに情報は整っているのですが、相手の業界特有の言葉遣いやビジネス文化への配慮は皆無です。クライアントも「これはAIっぽい文章だね」と感づく部分があったようで、結局は人間の手でチューニングする工程が必須でした。

ただし、AIをベースに使うことで、こちらの作業時間は圧倒的に短縮されました。手直しは必要でも、白紙から書くよりはるかに速い。「納期を守る」「たたき台を用意する」という意味では、非常に実用的でした。

受注率への影響を振り返る

この案件を含め、AIを活用した提案書作成で感じたのは「受注率を劇的に上げる魔法」ではないということ。クライアントに刺さる提案をするには、相手の事業理解や市場分析、トーン調整が不可欠で、それはまだAIが苦手な部分です。

私の場合も、「内容の網羅性」「構成のわかりやすさ」は評価されましたが、「業界特有の言葉」「相手に合わせたニュアンス調整」では減点されました。受注率を上げたいならAIに全部任せず、必ず自分の頭で補う作業が必要だと痛感しました。

AI提案書の品質面での反省点

実際にChatGPTに書かせた提案書を納品してみて一番の反省点は、「文章はきれいでも心がこもっていない」という点でした。AIは論理を整理するのが得意で、構成や章立て、箇条書きなどは本当に整っています。でも、相手の立場に立った言い回しや、心に響く言葉選びは苦手です。

「なるほど、理屈は通ってるけど、刺さらないんだよな」というフィードバックをもらったとき、AIの便利さだけに頼っていた自分を反省しました。提案書は商品カタログではなく、「一緒にやりたくなる」「この人に任せたい」と思わせるプレゼンです。結局は人間の温度が必要なんだと痛感しました。

AI生成テキストを活かすコツ

じゃあAIは使わない方がいいのか?というと、そんなことはありません。むしろ副業初心者こそ、AIを活用した方がいいです。ただし、「そのまま納品しない」というルールを忘れないこと。AIの出力はあくまで下書き、たたき台です。

私が学んだコツは以下の通りです。

  • AIにまず大枠を作らせ、アウトラインを素早く決める
  • 生成された本文を「相手の視点」で必ず読み直す
  • 不要な汎用表現を削って、自分の言葉を加える
  • 相手の業界や事業内容に合わせて言い回しを調整する

このひと手間を惜しまなければ、納品物のクオリティは一段上がります。AIは時間短縮のパートナーであり、代行者ではない。「最後に仕上げるのは自分」という意識が大切です。

副業初心者がAIを使う際の心構え

副業を始めたばかりだと、「どうせ安い仕事だし、AIでパパッと作ろう」と思ってしまいがちです。確かに工数を減らすことは大事ですが、「安かろう悪かろう」の仕事を続けると、リピートも評価もつきません。AIで効率化しつつ、品質を担保するための自分の時間もきちんと確保する必要があります。

また、AIの提案力は非常に強力なので、受け取る側も「それっぽいからOK」となりがちです。ですが、あとでクライアントから「もう少しうち向けに調整を」と言われることも多いです。だからこそ、納品前に「これで本当に相手が満足するか」を自分の頭で考える癖をつけましょう。

AI活用は「時間を買う」感覚で

私が副業でAIを使って最も良かったのは、「ゼロから考える時間を大幅に短縮できた」ことです。構成や章立てを考える負荷をAIに任せ、自分は情報の肉付けやニュアンス調整に集中できました。特に副業のように本業後の限られた時間で作業する場合、これは大きなアドバンテージです。

ただし、その分の時間を「考える」「調整する」に投資しないと、結局AIっぽい味気ない提案書になってしまいます。AIで浮いた時間を、自分のクオリティ向上に回す。それが理想の使い方だと感じました。

まとめ:AIは副業の強力なパートナー

今回、AIに提案書を作らせて副業案件を受注した体験を振り返って、一番強く思ったのは、「AIは便利だけど万能ではない」ということでした。下書きや構成案を作るスピードは圧倒的ですが、クライアントに刺さるニュアンスを作るのは人間の仕事です。

副業初心者こそAIを使って作業を効率化するべきですが、使うときは必ず「自分の手を入れる」「相手を想像する」ことを忘れないでほしいと思います。それができれば、AIは副業における最強のパートナーになります。

これから副業を始める人も、「自分にそんなスキルがあるのかな」と不安な人も、まずはAIを味方にして一歩踏み出してみてください。AIが背中を押してくれて、自分の成長を加速させてくれる。それを実感した私からの、リアルなメッセージです。

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