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家計予算をAI最適化!自動予算で1か月生活してみた

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この記事の要約

「毎月の家計管理がめんどくさい」「予算立てても守れない」——そんな自分に嫌気がさして、今回はAIに家計予算を自動で最適化してもらい、その通りに1か月生活してみる実験をしました。この記事では、AIに入力した情報、提案された予算プラン、1か月の実践経過、そして実際に守れたのかどうかの手応えまで、リアルにレビューします。「家計管理が苦手」という人こそ試してみたくなるヒントがあるはずです♪

「AI家計予算調整」って何をしたのか

今回使ったのはChatGPT有料版+スプレッドシート。まずは先月の家計簿データを項目別に整理して、「固定費」「変動費」「趣味娯楽」「食費」「光熱費」「貯金」などを入力。AIに次のように指示しました。

  • ・月の手取り収入と支出実績を提示
  • ・理想的な貯蓄率は20%と指定
  • ・無理なく削れる項目を優先して減額提案
  • ・生活の満足度を下げすぎない範囲で最適化

するとAIは「固定費は減らせないのでそのまま」「食費は5%減」「娯楽費は20%減」「日用品はほぼ維持」など、具体的な比率を提案してくれました。「全体でどこを削ってどこを守るか」を数字で示してくれるので、すごく分かりやすかったです。

AI提案の「予算表」の中身

AIに最適化させた結果、出てきた予算表は以下のようなイメージ。

  • ・手取り収入:300,000円
  • ・固定費(家賃・通信・保険):150,000円
  • ・変動費(食費・日用品):50,000円→47,000円に減額
  • ・趣味娯楽:30,000円→24,000円に減額
  • ・貯金目標:60,000円確保
  • ・その他予備費:16,000円

ポイントは、「いきなり半分カット!」みたいな無理な削減ではなく、割合を微調整して全体を整えるアプローチだったこと。AIが過去の支出を学習して「どこなら減らせそうか」を提案するのが面白かったです。

1か月間「AI予算表」を実践スタート

いざ実践。ルールは「AIが提案した各項目の上限を超えないこと」。まず変動費は、AIが言う通り5〜20%減らすだけなので、思ったよりストレスは少なめ。例えば「平日のランチは自炊弁当を週3にする」「サブスクを1本解約」など、AIの提案を参考に具体的なアクションを決めました。

ただ、予備費をしっかり確保していたおかげで、急な出費にも対応できたのが助かりました。「この予算の中なら自由に使ってOK」という安心感があり、我慢しすぎて爆発するようなリバウンドも起きませんでした。

中間報告:2週間目の感触

2週間経った段階でのログをチェックすると、食費は順調に抑えられて計画比95%程度、娯楽費も85%程度で推移。ただし光熱費は予想外の冷房代アップでオーバー。これをAIに再入力して「今月残りをどう調整する?」と指示すると、「娯楽費をさらに5%減らす」「予備費を一部回す」など代替案を提案してくれました。

この柔軟なシミュレーションがすごく便利で、「予算管理って静的じゃなく動的なんだな」と実感。AIに何度も相談しながら微調整することで、今までよりも主体的に家計をコントロールしている感覚がありました。

最終結果:1か月終わってどうなったか

1か月間AI予算を守った結果、総支出は計画の98%に収まりました。「完璧ではないけど、ほぼ守れた」という手応えがあったのは正直うれしかったです。特に食費と娯楽費の減額は無理なく実現でき、反動で爆買いするようなこともなし。貯金目標の60,000円もしっかり確保できました。

光熱費や雑費でオーバーした部分も、AIに「ここから削るプランを再提案して」と指示して帳尻を合わせたのが勝因。「予算って一回決めたら終わりじゃなくて、動的に最適化するもの」という感覚を初めて実感しました。

AI予算管理で得た一番の気づき

最大の気づきは「予算を守るための小さな工夫」が可視化されたことです。例えばAIが「食費を5%減らすなら、1週間でこれだけ減らせばいい」「娯楽費を1,000円抑えるなら、何を削る?」と提案するので、自分でも「今日は外食を我慢してお弁当にしよう」「サブスクは1本だけ残す」と具体的に動けました。

今まで「なんとなく節約しなきゃ」と思うだけで続かなかったのが、AIがプランナーになってくれることで、一歩ずつ進める感覚に変わりました。

感情面の変化も大きかった

意外だったのはメンタル面への影響。予算管理は「できなかったら自分を責める」ストレスが大きかったのに、AIが「じゃあこう調整しよう」と提案してくれると、「予算オーバーしても次の手を考えればいい」と前向きになれました。

特に「予備費を設定しておく安心感」が大きくて、予算内なら自由に使っていいルールを守ることで「節約=我慢」ではなく「選択肢をコントロールする」感覚に。これはAIに提案されなかったら思いつかなかったポイントです。

AI家計管理の「万能ではない」点

もちろん課題もありました。AIの提案はあくまで過去データを基にしているので、突発的な大出費には弱いです。家電が壊れた、病院に行ったなど、予備費だけではカバーしきれないケースも想定が必要。

また、AIは「削れる項目を論理的に最適化」するけれど、「ここだけは譲れない楽しみ」を汲み取るのは苦手です。最終的に人間が「この支出は守る」「これは諦める」を決める必要があると感じました。

まとめ:AIを家計管理の「相棒」に

今回の実験で強く感じたのは、AIは「予算を守る刑務官」ではなく「プランを一緒に考える相棒」だということ。「自分では気づかない削れるポイント」「無理のない調整案」を提案してくれるから、予算管理がぐっとラクになりました。

この記事を読んで、「家計管理が続かない」「予算を決めても守れない」と悩んでいる人が、「一度AIに相談してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。AIをうまく使えば、節約も我慢ではなく「暮らしをデザインする」楽しい作業に変わるはずです。

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