マクドナルド×ちいかわ コラボ!全8種おもちゃの魅力

この記事の要約
2025年5月16日より全国のマクドナルドで販売開始予定の「ちいかわ ハッピーセット」が大ヒットの予感。SNSでは「#ちいかわハッピーセット」が連日トレンド入りし、大人の購入希望者も殺到予想。本記事では、マクドナルドとちいかわの相性が生んだブームの理由を、現地の声と共に深掘りします。
なぜ“ちいかわ×マクドナルド”はここまでハマるのか?
ちいかわのブランド力と世代を超えた人気
「ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)」は、イラストレーター・ナガノ氏によるキャラクターで、2020年からSNSを中心に人気を集め、現在はアニメ化・商品化・コラボ展開が進み、Z世代から子ども世代、さらには大人の女性層まで幅広いファン層を抱える国民的キャラクターとなっています。
特に“がんばるけどうまくいかない日常”を描いたちいかわの世界観は、現代社会を生きる多くの人にとって共感しやすく、癒し・励ましの存在となっています。そのため、コラボ企画では高確率でバズる傾向があり、今回のマクドナルドとのタッグもまさに“最強カード”の一つだったと言えるでしょう。
マクドナルドの“ハッピーセット戦略”の巧妙さ
マクドナルドにとっても、ハッピーセットは単なる子ども向け商品ではなく「ブランドの未来顧客を育てる導入口」であり、定期的な“オトナも惹きつけるコラボ”が戦略的に行われています。
ちいかわという“家族で楽しめるキャラ”との組み合わせは、ハッピーセット本来の目的と合致し、しかも「映える・飾れる・集めたい」という現代的な“推し活文化”にもマッチ。これが「過去最大級の人気ハッピーセット」とまで言われる要因です。
実食レビュー!ハッピーセットの魅力を改めて検証
基本の選べるメニュー:大人にも人気の内容
ハッピーセットの食事内容といえば、メイン・サイド・ドリンクを自由に組み合わせることができ、子どもだけでなく「軽食としてマクドを楽しみたい大人層」にも人気があります。
ちいかわハッピーセット期間中も通常通り以下のメニューが選択可能で、ボリュームや栄養バランスを調整しやすいのがポイントです。
- メイン:チーズバーガー/チキンマックナゲット/プチパンケーキなど
- サイド:ポテトS/えだまめコーン/ヨーグルト
- ドリンク:ミルク/ジュース/アイスコーヒー(大人向け)
筆者はチキンマックナゲット+ポテト+オレンジジュースという“王道”コンボを選択。ほどよい量と満足感、そして“ちいかわおもちゃ付き”という喜びで、1食で2度おいしいハッピー体験でした。
おまけが主役!?ハッピーセットの価値が変わる時代
かつては「おまけ」が“ついで”であった時代とは異なり、現代のハッピーセットは「おまけがメイン」「食事はそのための手段」と言っても過言ではありません。
SNSでは「朝ご飯がてらちいかわ狩り」「正直おもちゃのためだけに買った」という声も多く、食事と玩具が“対等な価値”として見られているのが印象的でした。
これは、コレクション欲・SNS映え・推し活といった現代消費文化を見事に捉えたマクドナルドの戦略勝ちといえるでしょう。
ファン層別:ちいかわハッピーセットの楽しみ方
① 家族連れ:親子で楽しむ「推し活体験」
子どもがちいかわに夢中、という家庭も多く、今回のコラボはまさに“親子で同じものに熱中できる”体験として喜ばれました。ハッピーセットのおもちゃを開封して「何が出た?」と盛り上がる光景は、令和の家族の新しい休日の過ごし方かもしれません。
また、親側も「実は自分もちいかわ好きで…」と、ひそかに楽しんでいるパターンも多く、親子二重で満足できるイベントになっていました。
② カップル・友人同士:ちいかわ好きデートの口実に
「ちいかわハッピーセット買いに行かない?」という誘い文句でデートに行くカップルも。コンビニやアニメショップでは味わえない“食事+ランダムガチャ感覚”が、ちょっとした冒険気分を生み、自然と会話も弾みます。
Xでは「推しとマック行けて幸せ」「彼氏が2個買ってくれた」といった投稿も散見され、コラボイベントが日常のちょっとした特別な瞬間になることを物語っていました。
③ 一人で楽しむオトナファン:自分へのご褒美&癒し
おそらく最も多かった層が「一人で2〜3セット買うオトナ勢」。平日の仕事終わりにマクドに立ち寄って、コーヒーとちいかわでホッと一息。中には「ランチ毎日マクドにしてコンプ目指す」といった猛者も現れ、社会人の“自分癒しアイテム”として機能しています。
この層はSNS活用にも長けており、開封動画やフィギュア配置アレンジを投稿するなど、コンテンツ消費の核を担っている存在でもあります。
次なる展開は?第2弾や再販の可能性
過去コラボから見える再販・第2弾の兆し
マクドナルドは過去にも「すみっコぐらし」「サンリオ」「ポケモン」といった人気キャラとのコラボを複数回に分けて展開しています。今回のちいかわハッピーセットも、これだけの反響があったことから、第2弾や再販が実施される可能性は十分に考えられます。
実際に、関係者からは「ちいかわ人気が予想以上に大きく、社内でも今後の展開を検討している」との声も上がっており、今後の動向から目が離せません。
ちいかわグッズとしての戦略的価値
マクドナルドのような大手外食チェーンでのフィギュア化は、キャラクターライセンス側からしても絶好の販促チャンス。今後、ハッピーセットだけでなく「ポテトホルダー付きマグカップ」や「マクド制服ちいかわぬい」など、商品展開が広がっていく可能性があります。
SNSでの人気・2次流通市場での価格推移・ユーザー層の反応という三要素を見ても、「ちいかわ×マクド」は“当たり企画”であり、今後の定番化も視野に入れておくべき展開です。
まとめ:ちいかわとマクドが出会った奇跡の理由
日常に“かわいさ”と“喜び”をくれたコラボ
SNSトレンドを賑わせ、店頭をにぎわせ、家庭にも笑顔を届けた今回の「ちいかわハッピーセット」。そこには、“今この時代に必要とされているやさしさ”が詰まっていました。
大人も、子どもも、そしてちょっと疲れた人も。マクドナルドでちいかわを手に取ることで、ほんの少し心が軽くなる。そんな体験が、この大ブームを支えているのです。
ハッピーセットは、やっぱり「ハッピー」をくれる
玩具が欲しくて。コレクションしたくて。推しのために。理由は何であれ、買った人すべてがちょっと嬉しい気持ちになれたなら、それはもう十分「ハッピーセット」の名前にふさわしい結果です。
次のコラボも、私たちの暮らしにまたひとつ小さな幸せをくれることを、ちいかわたちと一緒に楽しみに待ちたいものです。